召し上がり方

チアシードの摂取量の目安は1日大さじ1杯(約10g)です。約10倍の水(100cc)に浸けて、ジェル状になったものを、ジュースやヨーグルトあるいはドレッシング等に混ぜてお召し上がりください。
チアシード自体は無味無臭のため、様々な食材と相性が良いです。その他のレシピは、インターネット(クックパッド等)をご参照ください。
※水に浸す場合は、常温(10℃〜38℃)で、夏場は12時間、冬場は24時間を目安にジェル化させ、その後は、冷蔵庫で保管し、1週間以内に使いきってください。

栄養成分表示(10gあたり)

エネルギー 48.60kcal, たんぱく質 1.65g, 脂質 3.07g, 炭水化物 4.21g, ナトリウム(食塩相当量) 1.60mg
ビタミンA 1.62μg, ビタミンB1 0.06mg, ビタミンB2 0.02mg, ナイアシン 0.88mg, ビタミンC 0.16mg, ビタミンE 0.05mg
オメガ3(α-リノレン酸) 1.78g, コレステロール 0mg 
出典:米国農務省 National Nutrient Database (推定値)

チアシードの健康効果

チアシードは成長と発達に不可欠なタンパク質、オメガ3脂肪酸、抗酸化成分、食物繊維、ビタミンやミネラルなど、ほとんどすべての必須の栄養素を含んだ、スーパーフードです。

◆オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)
現代人に不足しがちなオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)は、体内では作られない必須脂肪酸です。
厚生労働省が推奨する1日の摂取基準は成人女性で1.6〜2.0gとされていますが、チアシードにはスプーン1杯(約10g)に約1.78g含まれており、1日スプーン1杯が適量とされる根拠となっています。
α-リノレン酸は、体内に摂取されると青魚に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)に変換され、中性脂肪や悪玉コレステロールを低下させ、血液をサラサラにすることが知られています。
また、欧米型の食事やインスタント食品などの普及により、現代人はオメガ6脂肪酸の摂取過剰が指摘されています。
それによって体内免疫バランスが崩れて、アレルギー症状などの炎症が起こりやすくなることが報告されており、バランスを取るためのオメガ3脂肪酸を摂取し易い食材として、注目されています。

◆食物繊維
スプーン1杯(約10g)に約3.4g含まれており、食物繊維含有の多い食材の1つです。
食物繊維による腸内活性化はもちろんのこと、水に浸すとグルコマンナンがジェル状になって約10倍に膨らむため、満腹感が得られ、食べ過ぎ防止にも繋がります。

取扱い上の注意

開封後はチャックをしっかりと閉め、賞味期限に関わらず、お早めにお召し上がりください。
お体に合わない場合は、摂取を中止してください。乳幼児の手の届かない場所に保管してください。
チアシードの枝や葉などが混入していることがございますが、お召し上がり頂いた場合も問題はありません。